富山県でイラストレーター兼作家をしています。
私は月に3回ほどイラスト講師をしています。
どのような目標があり講座を受講しているのか
皆さんにアンケートを取りました。
講座名に「入門」と付いていることもあり
趣味の方が多いのかな...?と思っていましたが、
仕事にしたい人が過半数を超えていた!
これは予想外。
私が今絵の仕事を生業に出来ているのは
絵の仕事をしている人たちと関わっているから。
絵が生活とリンクしている。
「自分にももしかしたら出来るのかも...」
この気持ち、とっても大事。
普段の会話に夢が叶うヒントが隠されている。
環境を自分で作ってきた一イラストレーターが
環境がいかに大事かということを
・上手な人と肩を並べたいがため必死になる。
・情報や仕事が入ってくる。
・人に感化される。意識が変わる。
上記に沿って語ります。
整備して少しでも夢を叶えませんか?
① 上手な人と肩を並べたいが為に必死になる。
これです。
自分一人だと頑張り切るのは難しいけど
周囲の人(環境)に引っ張り上げてもらう!
しかしこれは自分も相手に相応の利益を与える存在で
なければいけない...。
=同じくらいの絵のレベルか、
何かに特化する必要がある。win-winの関係大事。
富山にUターンして9年目ですが、
この「まんが自習室」があったからこそ
今絵のお仕事をしていると言っても過言じゃない。
たまたま運よく立ち上げ時横に居合せ、
一講師として在籍しています。
みんなほぼプロ。とにかく上手い!!!
この中で私が一番怪しい存在(笑)
行動力はあるものの実力が伴わず...。
しかしなんとかして食らいつかねば
組織の足を引っ張りかねない。
この「まんが自習室」に入り苦手意識のあった
デジタルイラスト、漫画に挑戦しました。
(オンライン講座に伴い、対応する機材を
買わねばならなくなった笑)
もう必死ですよ(笑)
デジタルで描き始めてからこのように↓
お仕事に繋がりました。
なんでもっと早く機材買わなかった私!
勝手に影響を受けて場に染まっていきます。
=絵を描くことが当たり前な環境にいると
自分も自動的に絵を描くようになる。
一人でこの領域まで行くことは
不可能だったろうなと思います。
面倒臭いから(笑)
そういう点で美大に行ってよかったと思います。
なんのコネもツテも無い存在がまず行く場として
機能している専門的な分野の学校。大事。
② 情報や仕事が入ってくる。
定期的に色々な場所でイベント出展しています。
↑こちらでも書きましたが、営業活動の一環です。
お店とタイアップし、自分を知ってもらう。
私のファンの人にもお店の良さを知ってもらいたい。
積極的に発信活動をしていると
有難いことにお誘いを受けます。
win-winの関係になるなら喜んでお受けします!
自分がアンテナになることで
絵に関する情報が自動的に集まってきます。
私よりも断然上手い人余裕で居ます(笑)
しかしその人の情報は私しか知らない...。
その人よりも上手くない自分が絵の仕事をしている。
この違いは情報量の差なのかなと...。
絵の仕事をしていると、自分ではどうにもならない時
身近な絵の仕事をしている友人に頼る。
そして私も相手が困っている時に頼られる。
仲間内でしか回らない見えない情報があります。
表層部分がSNSやHPだとして
次にこのブログの存在があり、
個人間のラインやメール、グループツール
といったところでしょうか?
そういう点で自分のなりたいと思っている職種の人と
繋がっておくことは大事なのです。
知らない情報が山のようにあります。
自分の情報を出すことに抵抗がある人は
たくさんいると思いますが、
まず自分を知ってもらわないと
来るものも来ないのです...。
今後は情報社会。
③ 人に感化される。意識が変わる。
イラスト講座で
「オンラインにはしないのですか?」
との意見を頂く。
確かに今の時代便利になっているオンライン。
SNSでも毎日イラスト講座の広告を目にし、
手軽にできることで流行っているのだと思う。
しかし現場にしか無い空気感は存在する...。
コロナが明けた2023年。
イベントが復活して休日になるとどこも満員。
②にも書いたように、その場に行かないと
得れない情報があるのです。
いくらコロナ禍でオンラインが発達しようと、
イベントやライブは復活している。
その場に居合わせた人に影響を受けて
怖いけど新しい挑戦をしてみる。
そんな人たちを真横で見て、
私には簡単だと思えることでも
やったことのない人には高い壁だったりする。
でも壁を越えた私だからこそ言えることが
あると思っている。
やり続けることで自分の中では当たり前となり、
知らぬ内にレベルアップしていくのだと思う。
今いる環境は思っている以上に自分を作っている。
同い年の子がギャラリーを借りて展示している。
ファンがもうついている。絵のお仕事をしている。
私はその時何者でも無い富山から来た
ただの一美大生。かなりショックだった。
でも、この子に出来るのなら私だって
頑張ったら出来るかもしれない。負けたくない。
その気持ちが今を作っている。
人に感化された良い例(笑)
私を見て感化して欲しい。
そんな理由で絵がある場所を作っている。
環境、改めて大事。意識変えていこう。
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