富山県でイラストレーター兼作家をしています。
イラストレーター歴14年目ではありますが、
自信満々な訳じゃぁ無い。
ここまで色々なことを試してきましたが
最近「自信」について気づいたことがある。
そのことについて今回語りたいと思う。
イラスト講師もしているので
絵の相談は沢山受けるのですが、
私から伝えたいことを記しておきます。
① SNSのフォロワー数、自信つかん。
これはすごい発見でした。
ついに2023年5月の下旬、
コツコツ運営していたツイッターの
フォロワー数が1000を突破したのですが↓
ずっと頑張っていた目標の一つだったので
1000フォロワーいくと気持ち的に
何か大きく変わるのかな...?
と思って大きく期待していましたが、
ま〜、なんも変わらんな(笑)
色々なアカウントを見て思うのですが
フォロワー数=絵の上手さでは無いので、
一つの指標にしか過ぎない。
自分の力で1000の壁を越えてみないと
わからないと思うので試してみるのも
一つかもしれない。
他の人にとっては自信になるかもしれない。
取り巻く環境は変わりましたが
私にとってはフォロワー数は自信に
繋がりませんでした...。
これが2000、一万になっても
なんだか同じような気がする。
逆に絵を描く時間が取れなさそうな気がする。
ちょっと期待ハズレ感。
② 頂いた仕事の質や量...?
イラストレーター先駆けの頃は
どうにかして仕事を貰いたいが為、
がむしゃらに経歴を増やしていた。
自分を大きく見せることで箔が付き
仕事が貰えるのでは...と。
それがSNSマーケティングの手法に
繋がっていたりする。
どうやってお客さんをイベントに誘致しようか
考えるのはわりかし得意な気がする。
功を奏して色々なご依頼頂きましたが、
自信に直接繋がっているかと言ったら
そうじゃない気がする...。
○○会社の仕事をやった。○○とコラボした。
自信になってないとは言えないが、
仕事は一過性のものなので、
その時の自分の勢いや運、
時勢なども関係するので
確かなものじゃない。
どれだけ絵の仕事をこなしたとしても
ずっと渇望感がある。もっと確固とした
自信が欲しい...。ゾンビ化していた(笑)
ふと最近気づいた。
他者評価じゃ自信はつかない。
今までずっと他者評価が自信につながると
信じて止まなかった。
③ 見えないところで描き続ける。
自信が無いのは描く量が少ないからだ。
下手な自分を自覚しているからだ。
と気づく。
最近めっきり真剣に絵と向き合う時間が
少なくなっているなと感じていた。
他者が介在すると、サービス精神が働き過ぎて
何をしたいのか分からなくなってくる。
流されやすい性質が仇となっていた。
そう言う時に出会ったのが同人活動↓
誰にも求められていない、仕事にも繋がらない
正直なんの役にも立たない絵だが、
心から描きたい、好きだからこそ本気になれる!
仕事だとここまではこだわり切れない。
趣味だと作画コストなど気にしない!
どれだけでも時間をかけれる。
こだわり抜ける、ここまで描ける自分
案外すごいじゃん!
あ、私まだまだ描ける。いける気がする。
それに気づいたのが同人活動だった(笑)
周囲の人からしたら、こいつ何をしたいのか
サッパリわかんねーな。と感じるかもですが
私はただ純粋に上手くなりたい。
自分の未熟さに目を背けていた。
周囲から評価されはしたが
自分が一番納得していなかった。
プライドなんてものは一旦置いておいて、
今は上手になることに集中しよう。
分からないことがあったら聞こう。
ずっと逃げていた全身立ち絵↑
漫画は下手だから描けないと
勝手に決めつけていたが
いや、これはワンチャン描けるのでは...。
今まで描けなかったものが描けるようになると
すごい嬉しい...。描く時間も自然に増える。
(大嫌いな練習までしている笑)
最近自分の可能性に期待をし始めている。
誰も見ていない場所で黙々と描いている。
自信は付き始めている...。
他者評価、自己評価のバランスが
自信にとって大事なのだと思います。
双方のギャップが少ないほど良い状態。
自分のイラストに自信が無い方は
是非色々試してみることが大事。
同人活動ばかりで自信がつかない人も
商業活動してみると新しい発見があるかも!
しかし一番大事なのはやはり「描く量」です。
練習裏切らない。それが絵のいいところ。
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