富山県でイラストレーター兼作家をしています。
本日、親戚の家へ出向き
4人兄弟の内、中学1年と小学4年の
男子二人の夏休みの宿題
ポスター作成の補助をしました。
なぜこんなタイトルの記事を
書こうと思ったのか...。
私自身一人っ子なのですが、
全く違う立場の4人兄弟の関係性を見て
不思議さを感じたからです。
どっちがいいとか悪いとかではなく、
比較をして、なぜこのような性質を帯びるのか
一人っ子ならではの意見を勝手に
述べていきたいと思う。
① 社会性のある兄弟、自由奔放な一人っ子
兄弟血は繋がっているとは言えど、
時にはライバル関係。
何するにしても人の目がある。
『○○は変』『キモい』
批判的な言葉が多いと感じる。
自分の発した言葉が自分を縛るように
兄弟間で行動に制限をかけ合う。
おかしな行動をしないように見張り合いを
しているような印象を受ける。
批判を恐れたり、足並みを揃えている
感じがして、小さな社会の縮図を見ている
ような気がした。
ここで少しづつ常識を学んでいるのだろう。
小さいながらに気を遣い空気を読んでいる。
自分のポジションを把握して行動している。
これは凄い...。
対して一人っ子はと言うと、
批判する人が親以外誰もいないので、
何が変なのかは他人に言われるまで
分からなかったりする。
(一般常識がいまいち備わっておらず
大人になってから結構苦労した笑)
一人の時間が多いので、
好きな世界に没頭する時間が長い。
周囲からあまり影響を受けないので、
自分の『好き』に忠実になる。
=自分の意思が固まっていく。
これがマイワールドを持っている
と言われる所以だと思います。
(兄弟がいたら兄姉の影響を
どうしても受けると思うので)
空気を読む訓練は受けていないので
自分時間で生きていて、あんまり人のことは
考えていない気がする。
=マイペース。
② 控えめな兄弟、根拠の無い自信家一人っ子
先程の項目でも書いた通り、兄弟間は
ライバルが常にいる状態。
性別や年齢の違いもあれど、
比較対象になることは必須。
親も平等に育てるなんて無理だと思うので
どこかしらで歪みが出てきてしまって
(例:兄弟どちらかが容姿端麗だったり
成績優秀だったり、運動神経が良いなど)
そのことがコンプレックスになったり
行動の原動力になったりするのかなと。
自分よりも能力の高い人間が家庭にいる。
そのことで小さな挫折を、
小さい頃から味わい自分の無力感を感じて
社会と言うものをわずかながら体験を
しているのだと思う。
そのことが起因して自分の能力を
過小評価していたり、控えめな人が
多いなと感じることがある。
これも先程の項目で挙げた、
批判を恐れていることも
原因としてありそう。
こんなことを言ったら笑われる。
馬鹿にされる。
=やらないor周囲と合わせる。
処世術でもあるのかなとも思う。
対して一人っ子はと言うと
親から直接褒めて貰う機会は多い。
資金も一極集中する。
誰かに何かを取られる心配が無いので
家庭内で気分的には王(笑)
一番にならないと気が済まない。
=わがまま
家庭内に比較対象が無いのと
褒められる機会が多い為
根拠の無い謎の自信がある。
これが自己肯定感の高さにも
結びついていると思う。
しかし挑戦して行動するものの
競争やケンカ慣れしていないので
打たれ弱いのはあるある(笑)
一人っ子は天才肌とは書きましたが、
それを生かすのも殺すのも自分次第な
ところはある。
悪い方向へ進めばわがまま、頑固だし
良い方向へ進めば天才肌なのかも。
一人で過ごしていると自分自身のことを
振り返らないので分かりませんが、
兄弟の多い人を見ていると
あぁ、やっぱり私は一人っ子で
育ってきていると感じます。
今回は比較対象用いて解説してみました。
兄弟多い人から見ると、一人っ子は
また違った見え方するのかもしれませんね。
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