人生しんどい!

富山県でイラストレーター兼作家をしています。社会でまともに生きて行けない現実を突きつけられた社会不適合者が、生きる為に必死で勉強して発信しています。少しでも人の役に立ちたいです。

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令和6年能登半島地震メモ

仕事中16時過ぎとてつもない揺れが起きる。

あ、これ去年の地震ぽい感じだな...。

(地震前、ガタガタと強い風ぽい音がする)

え?全然揺れおさまらんのやけど...やばくね?

立って居れず机に掴まる。

店内の商品が落ちて床に散乱。

どうやらここは震度5強とのこと。

強めの余震がたびたび発生。

上から何も落ちてこない場所で様子を見る。

お客さんを店外へ出す。即閉店。

 

次に津波警報が発令。

海に近い場所ではあるので焦る。

高台に向かい道が渋滞し出す。

トイレした後(これが大正解)

海から一応遠いであろう自宅へ一旦向かう。

道端では話している人や車が一時停止していたり

いつもと違う様子。

ところどころ道が陥没、ひび割れ発生。

マンホールの隆起。道がそもそも危険。

 

全財産、携帯、充電器を持ち、

あったかい格好に着込む。

ヒーターのコンセント抜き鍵を閉めて

車で最寄りの高台へ向かう。

車内待機。 (車内に膝掛けあって大正解)

ライン、ネット一時的に繋がらず内心焦る。

なんとか繋がりようやく家族と合流。

一人で待っていた時絶望感しか無かった。

一旦21時半ごろまで持ってきた大量のおにぎりや

カップラーメンでしのぐ。

トイレは山の中(笑)

大津波警報が解除され一旦家に戻る。

電気は繋がっているが断水。水が出ず使えず。

 

以下不幸中の幸い↓

・正月中なので家族が家に集まっていた。

・食料のストックが沢山あった。

・ミネラルウォーターが数本あった。

(常に家にある状態)

家の横が山。トイレ場所には困らず。

・多趣味な旦那の為、家に一式キャンプ用品あり。

・家に物が多い。

 

夜は何かあればすぐ避難出来るよう

一階へまとまって就寝。

玄関先に避難用具置いておく。

夜中も余震でよく眠れず変な夢を見る(笑)

朝、まだ断水が復旧せず。

体調が悪い。胃痛、胸痛、寝不足。

体力の消耗を避け無駄に動かない。

家にあるもので凌ぐ。

 

昼頃ようやく断水終わり。

まだ水量は弱いがトイレも使えて洗濯もできる。

お風呂にも1日ぶりに浸かれた。

なんとか日常を取り戻す。

私の部屋は元々物が少ないので被害ほぼなし。

ぬいたちが転がっていた程度(笑)

しかし実家がジ・エンド。

玄関に亀裂が入り、壁が損傷。

物も多いので壊滅状態で母親別所へ避難中。

今後は家を売りに出そうとの話し合い。

 

やーーーまさかこんなことが起こるなんて

思ってもいませんでした...。

一人では生きていけない。そんなことを

しみじみ感じました。

一人で地震にあっていたら確実にメンタル死。

横にたくさんの人がいたからなんとか

冷静でいれたのはあります。

安否確認の連絡が入りまくって、

とりあえずシャーっと返してSNSで現状を報告。

これが予想以上に反響がありザワザワ...。

たくさんのリプを頂きましたが、

未だに返せるほどのメンタルは無し。

地味ーに弱っています。ブログでは念の為記録。

誰かの役に立つかもしれないし。

たくさんの人に見守られて自分がいるのだな。

と安心感も感じました。縁を大事にしたい。

ネット通じない時に本当にどうしようかと思った。

そう考えたら災害時SNSかなり助かりました。

ずっとSNSで被害状況を確認していました。

リアルタイム感大事だね。

同時にちょっとメンタル削られるけど(笑)

高台に避難中死を意識しました...。

その時に感情が無かった。度々発生している

離人症に似ている感情になった↓

悲しいとか怖いとかじゃなくて無。

心の防衛反応。今もちょっと色々ありすぎて無。

hayakawasetsuyaku.work

 

明日から普通に仕事に行きます。

普通の日常がいかに尊いのかを感じました。

今もどうなるのか分からないので

一応避難用具は横に置いて寝ます。

自分の中の価値観がなんだか色々変わりそう。

まだ何が正解か見つかっていない。終わり。