富山県でイラストレーター兼日曜画家をしておりますハヤカワサオリと申します。
地元の廃校を使って地域を盛り上げたい!
とのオファーがありまして縁あって、
この度名ばかりイラストレーター(笑)
ハヤカワが廃校へ派遣されました!
「やります!!!」
その場の勢いで言ったものの、
(なんせこの仕事行動力が大事なので)
チョークアートの知識がある訳でもなく、、
なんとかなるっしょ精神で臨みました。
知識もほぼ何も入れない状態で
まっさらな状態です。ド素人です(笑)
チョークアートのプロでも
何でもないので、多分この記事を見るのは
初心者の方ばかりだと思うので、
初心者の目線で色々な気づきがあったので、
書き方や注意点など今回ブログで
まとめたいと思います♪
卒業式での黒板チョークアートを
少しでも良く仕上げたい。
プロレベルまでレベルアップは望んで
おらず、簡単にちょっと書いてみたい。
そんな方に向けて記事を書きますね♪
① 行程と材料
【材料】
・学校で使用しているハゴロモチョーク
・黒板消し
です。至ってシンプル。
【行程】
①構図を考える。
黒板は横に広いです。画面が映える構図を
考える必要があります。計画書、設計図
みたいなものです。
これに沿いながら進めます。
②とにかく隙間を埋める為、一気に塗る!
分かりやすく過程を写真撮りました。
↓絶望期(笑)予想以上にうまく行かない。
方向性が決まり始め
ようやくゴールが見えて来ました。。
色々な技法を試しながら暗中模索。
知らない間に5時間経過していた!!
ようやく完成〜!!
② チョークアートの書き方
・線で面を埋める方法。
デッザンと同じ考えです。
やりようによっては立体感も出せます。
遠目から見て色が一番映えますが、
ひたすら線を書きまくる必要があるので
とても疲れます(笑)
チョークアートが時間かかる所以。
・チョークの側面を使い、ならす。
この方法は一気に色を塗れます。
その代わりに薄い仕上がりになります。
・角をはっきり濃くする。境い目をつける。
チョークはパステルカラーなので、
横の色と区別しないとぼんやりした
印象になるので、アウトラインを
ハッキリさせるように気を付けています。
・他の色を重ねる。
これがチョークアートの醍醐味だと
言っていいと思います。チョークの色数には
限りがありますが、色を重ねれば
何通りもの色を作る事が出来ます!!
極めれば立体感も出せます。デッサンですね。
・2本持ち(笑)
どうやってスピードを上げれるだろう、、、
と考えた際、2本持ちを思いつく!
草を描く際に役立つ!
・指でぼかす。
チョークで書いていると書きあとが残ります。
私はマットな平べったい印象にしたかったので、
今回は肌の部分は指で伸ばしています。
・濃い色から薄い色に乗せれる。
これは他の画材にはなかなか無い技法です。
黒板消しを使わなくてもある程度は
上から色を変えることが可能です。
画像は緑の上に黄色を乗せています。
③ チョークアート体験してみて感想。
普段こんなに大きい絵を描く機会も無いし、
慣れない画材を使ってみて、、、
こんなにうまく行かないものなのかと!!
最初の1時間は絶望しました、、。
あ、完成するの無理かもしれない、、、。
チョークアート見るのとやるのは全く違う。
と言うことが今回の学びです(笑)
あの、、予想以上に難しいです。
しかし書き方、技法は以外に沢山見つかり、
伸びしろは感じます!極めて行けば
面白い作品が作れるのでは、、、?
あと完成度の高いイラストを仕上げるので
あれば物凄く時間かかります。
今回は半日がかりで描いています。
もっと時間かけてもいいなぁ。
とも思いましたけど終わりが無い(笑)
チョークアートに臨む際は、
たっぷり時間をかけて、あと服が粉で
汚れますので、なるべく汚れてもいい
服装で挑むことをオススメします。
そうそう。ずっと腕も上げっぱなしの
立ちっぱなしです。
動きやすい服装でどうぞ。
まとめ
・時間がかかる。
・動きやすい汚れてもいい服装
・チョークアートはスポーツ(笑)
それでは楽しいチョークアートライフを!