富山県でイラストレーター兼日曜画家をしておりますハヤカワサオリと申します。
我が地元、富山県。
映画のロケ地として使われることが
近年多くなり、北陸新幹線も通っていることで、
東京とのアクセスも良くなったことが影響
しているのかもしれません。
それ自体は喜ばしいことなのですが、
映画の内容が、、、、
「夢破れてUターン。家業を継ぐ」系
多くないか、、、?(笑)
実を言う私もUターン者ではあるのですが、
なんだかいい気分はしない、、。
京都のど真ん中で8年間住んだけれど、
海と山が見える富山県がやっぱりいい!
と思ったから帰ってきました。
確かに不便なことは山盛りですが(笑)
今回は都会と田舎、両方住んだことある
私が、田舎の良いところを勝手に語る!
① 車を走らせればすぐ海と山がある。
高校生の頃は田舎者特有の(笑)
ずっと都会に憧れ、 高校卒業と同時に
即、富山を出ました。
京都はいつも面白いことが起きて
有名なお店もそこらへんにたくさんある。
でも何かが足りない。。
それは「海」!!!!!!
悩み事や一人になりたい時は、
海に散歩に行っていたのですが、
どこにも海(逃げ場)が無い。。
ストレス発散出来ずどうしたらいいんだ、、、。
知らずの内に都会に圧迫感を感じて、
Uターンを決意。
やっぱりここが自分のいる場所だなーって
思いました。しっくり感。
車で5分。海到着(笑)
何も無いけど海がそこにあるだけでいい。
30代になり、田舎があるっていいなぁ〜
と素直に思えるようになりましたね。
心境は変化していきました。
今でも晴れた日に海へ散歩行きますが、
お金を使わなくても、
素敵な1日になります。 満足感がある。
買い物をするだけでは私は満たされない。
② 工夫次第で楽しみ100倍
都会はイベントがとにかく多い。
毎週末コスプレイベント、アートイベント
ライブ、演劇、ギャラリーなどなど
とにかく忙しい。
こんなにも娯楽が充実しているのかと、、。
関西でもこんな感じなので、
関東は毎日がお祭り騒ぎでしょう(笑)
しかし、私がやりたいのは能動的な活動。
見る側、お客さんになりたいのでなく
自分でイベントを起こす側に立ちたい。
都会では私みたいな人が溢れていて、
埋もれてしまうし、圧倒される。
自信も無くなる。
消費側に回ってしまう毎日に嫌気が
さしたのはあります。
田舎にUターンして思ったことは、
「何も起きない」 と言う現実(笑)
自分で動かなければいけない!
と言う焦燥感が自分に
フィットしたのはあります。
個人の出来る範囲ではありますが、
定期的に、自分が面白い!と思うイベントを
企画して、充実した日々を送っています。
これは都会では味わえなかった 楽しみの一つ。
③ 今や田舎に移住する時代。
夢破れ田舎に帰る。
と言うのは前時代の話かもしれません。
私の周りには移住者の方が多くいます。
関東、関西、九州、四国の都府県から
移住や永住を決めて中古の家を買い取り
リフォームしたり、農業をしていたり、
またはお店を作り商売をしています。
移住者が呼びかけ更に移住者を呼び、
若い行動力のある人が地元に増え、
面白いことが頻発するようになってきました。
移住者の方がイベントを起こして、
出張似顔絵でお呼ばれした写真↓
素敵な機会を沢山作って頂き感謝。
これはUターン当時では考えられなかった
ことで、確実に地元に変化が起きています。
自分の育った田舎が、良い所と
言われることはなんだか誇らしい。。
④ 自分の住む場所に誇りを持っている。
2021年、驚いたことなのですが
若い子(20代)が自分の住んでいる
場所に誇りを持っていることです。
名所を写メ付きでツイートしたり、
書籍で住んでいる所を勉強したり、
観光へ行ったり、お店を応援したり、
地域を盛り上げるためイベント企画したり。
私が20代の頃では考えられないことで、
田舎に対して何かしらの不満があったり、
劣等感みたいなものはありました。
実は自分が一番田舎を
馬鹿にしていたのかもしれません。
なので、「夢破れて〜」の表現には
半分は図星なのかなと(笑)
そう思われても仕方ないのかなと
思う部分も確かにあります。
しかし20代の活躍している子たちを見て、
こんな30代じゃアカン!と思いまして
田舎や地元をディスることは簡単ですけど、
地元民だからこそ出来る、
面白いことを考えていこうと思いまして、
イラスト×コスプレ×地元で活動範囲を
広げていきたいと考えております♪
大人が地元を楽しんでいれば、
若い子も楽しい場所だと認識出来ると思う!
若い子に改めて地元の気づかされた
自分に喝!
Uターン7年目にしてようやく
田舎にいることが面白くなってきました♪
どんどん面白くしていくぞ!