富山県でイラストレーター兼日曜画家をしておりますハヤカワサオリと申します。
あなたは老いが怖いですか？
2022年。私は今30代の半ばの女。
気持ちはいつまでも若いつもりなんだけど、
朝起きたら身体がバキバキ。
なんならもう少し疲れている（笑）
無茶すると次の日に響くので、
無理しないようになった。
12時前にはなるべく寝たい。
冷たい飲み物なんて絶対に飲まない！
白湯を飲んだり、健康情報に
振り回されるようになった自分が居た時、
あ、もう若く無いんだなと感じる（笑）
身体は日々どう足掻いたとしても
老いていくことは止めれない。
しかしネット上では
年齢さえ公開していなければ、
自分の正体さえ明かさなければ、
何歳設定でも生きて行けるのでは...？
誰にも迷惑はかけていないし問題が無い。
何故ふとこんなことを思ったのか？
私は気持ちだけはずっと少年でいたい。
何故絵を描くかと言ったら、
自分の中の理想の少年や、自分の気持ちを
少年に代弁してもらっている。
ずっと楽しいことをしていたい。
だからイラストレーターなど
好きな仕事に固執しているのはある。
夢の中で生きていたい。
大人になんてなりたくない！
しかし自分の見た目がだんだんと
理想とかけ離れていくことが辛かったりする。
これをどうにか阻止出来ないものか...？
そんな時、ふと目が止まった最新技術！
・画像は加工が当たり前の時代
・3Dキャラクターで永遠の少年に
・Twitter内では世代を越えて友達になれる
以上踏まえて、中学時代からどっぷりと
ネット社会で生きているオタクハヤカワが（笑）
不老不死について語る！
① 画像は加工が当たり前の時代
私がまだコスプレイヤー現役時代の頃、
約10年前の昔話。
写真に加工を施しすぎるのは
タブー視されていた時代...。
「あの人、写真と実物で顔全然違うじゃんwww」
裏で話題になる。そんな恐ろしい時代。
（私もそう思われていただろうな笑）
自然な写真に見えるように、
必死で見えない加工を施していた...。
しかし今は違う。
SNOWなどの加工アプリが流行り始め
Twitterを見ていると美人ばかり現象（笑）
どうやら加工は標準設定になっているらしく
マナーとも捉えられている。マジか...。
明らかに加工だろう...と思われる画像でも
誰も別に何も言わない。
それが当たり前だから珍しくも無い。
20代前半の子と話していた時に
カルチャーショックを受けた。
え？今そんな時代なの？！それでいいの？
昔なら裏で叩かれるレベルなのに、
みんな恐れずガンガンネットに画像を出す。
30代の私から見たらハラハラしてしまうけど
加工と言う武器を持ち、みんなが平等に
ネット上で戦える時代になったのだ。
20代の子たちに背中を押された気がして
なんとなく自撮りを久方ぶりに
載せるようになったんだが、
見ている側からは面白いらしく
反応数は高い（裏でアクセスを調査している笑）
アクセス重視のため、もう恥ずかしいとか
言ってられん！面白いと思ってもらってナンボ。
たまに褒められ満更でも無いハヤカワ（爆笑）
自撮りをきっかけにファッションや美容に
気をつけようと思える。
なぜこぞって若い子たちが自撮りを載せているのか
分かった気がした2021年。
② 3Dキャラクターで永遠の少年に
しかし自分の見た目には限界がある。
私の理想は鬼高い。絵描きだけあるので...！
↓ちなみに理想(笑)
そんな時に出会ったアプリ
『vroid』（モバイル版）
手軽に3Dキャラクターが作れるらしい。
コロナ禍でどこも行けないし
なんとなく暇つぶしに作ってみる。
え......
可愛すぎるんですけど！！！！
予想以上に自分の中でヒット。
絵とはまた違う楽しみがある。
自分の理想の子が動いている。何これ...
私のiPhoneとiPadの性質上
トラッキングは出来ませんでしたが、
今やここまできたか3Dキャラクター！！
多分今後もっと伸びてくる業界だと思われる。
今の技術よりももっと進化するだろう。
私はそこに大いに期待したい。
将来はこの子に自分の意思を受け継いでもらい、
自分が50代、70代になったとしても、
この見た目で、若い子たちと対等に話せる。
気持ちも若くいれそうな気がする。
この少年のイメージを崩したくないし。
そんな時代になったら楽しいだろうなと思った。
年を取ることがあまり怖く無くなった。
そんな事を思えた技術だった。
生まれつきの見た目が関係ない時代に
なってきているのかもしれない。
前の加工技術の話も然り。
いい意味での平等な世界が広がりつつある。
おじさんが可愛いVtuberになる理由が分かる。
③ ネットは世代を越えて交流できる。
最近は主にTwitterにどっぷりと
浸かっている日々を過ごしているのですが、
絵をメインに活動しているので、
老若男女万人に理解され年代偏らない。
関わる人も年齢１０〜８０代まで幅広い。
ネットは顔が見えない分、危険ではあるけど
顔が見えないからこそ、人が記号化する。
その分平等になれる気がする。
年齢はただの数字でしか無い。
現実世界では凡人かもしれないが
ネットの世界では別人になれる。
そこがみんなネットにハマる大きな要因かと
思われる。自分を含め（笑）
ネットがあるから私はなんとか生きている。
現実世界では私はただの社会不適合社Aですから。
絵はお金になりにくい、現実味が薄い
ふわふわジャンルではありますが（笑）
色々な人と関われるって言うのは
大きな資産かもしれない...。
絵、馬鹿にしていたけど、やっぱり私は
絵に大いに助けられている。
辛い人はネットに逃げ込めばいい。
現実だけが世界じゃない。
私の半身はネットに生きている。
ネットの中の私の方が価値が高い。
私はこの時代に生まれて本当に良かった。
今後はもっと深くネットに潜る予定（笑）
④ 以上踏まえ総括！
今までは現実世界をメインに生きていて
自分の無力さに打ちひしがれ旅行に逃避。
一旦リセットしてまた働く。
と言うルーティンを繰り返し
なんとか自分を保っていた。
「今を楽しむ」に焦点を当てていたが
日々、虚無感はあった。
何をしたいんだろう私。年月だけが過ぎる。
2020年コロナが始まり、副業収入が途絶え
どうしようかともがいて2年。
どこにも行けなくなったことをキッカケに
逃げるようにしてネットの世界に引きこもった。
パソコンも十数年ぶりに新しいものを購入！
iPadもカメラも購入。機材はこの間に一式揃える。
ブログもTwitterも本腰を入れる。
旅行ができない分逃げ場が無い。
目の前のことをやる。積み上げる。
その結果として、
年々生きやすくなっている実感がある。
ぼんやりとした不安が、
ネットを通じて和らいだ感じはする。
金銭面、3Dキャラクター、加工、絵の技術
もしかしたらこれで生きていけるのでは...?
私には目指している人がいる。
少女画家の高橋真琴さんだ。
是非検索してみて欲しい。
絵柄は古いかもしれないが
いまだに根強いファンがたくさんいる。
少女だけを特化して描き続けていて、
揺るぎない姿勢に憧れる。
高橋さんは見た目はおじいさんかもしれないが、
尊敬の対象であることは変わりない。
そんな人になりたい。
そして死ぬまで少年を描き続けたい。
そう思える趣味に出会えて本当に良かった。
私が死んだ後も絵は残る。価値があればの話だが（笑）
そう考えたら私はもう不老不死なのかも
しれない、、、。
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