富山県でイラストレーター兼日曜画家をしておりますハヤカワサオリと申します。
今世の中的には感情的な大人はダメ。
的な風潮があるような気がします。
これは前にブログにも書いた
『我の強い人』にも通ずるものがあるような
気がします↓
大人だから自分の感情に責任を持つべき。
確かにその通り。
私も短時間ではありますが、
働いている一社会人ではあるので、
その時間だけはTPOをわきまえ
なるべく冷静でいるように心掛けでいます。
が、根っこはファイターなので(笑)
気性は荒く負けん気だけは強い!
だからこそこの年までずっと
イラストレーターなぞ副業をやっている。
一人で稼ぐ!
感情的なことは本当に悪なのか?
大多数の否定的な意見に対して
作家、クリエイター目線の少人数側から
反論してみようと思う。
① 感情的な時にこそアイデアが浮かぶ(メリット)
趣味であろうが作家さんであろうが
何かを作っている人にとっては
あるあるだと思いますが、
感情が揺さぶられた時にこそ、
描きたい!表現したい!と思いませんか?
綺麗な景色を見て感動して写真を撮る。
好きな音楽を聴いてインスパイアされ、
自分も楽器を弾いてみたり歌ったりする。
何かに影響され、自分も表現したい!
と心の中から湧き上がる。
これこそ感情の波!
人によって感情の波には強弱がありますが、
ほんの些細なことにでも感動したり
できると言うことは、アイデアはそこら辺に
無数に落ちていることになる。
全てが創作の源になる。
宝は近くに落ちている。
ちなみにこのイラストは海岸に咲いている
ハマヒルガオ(雑草笑)の色味に感動して
描いたイラスト↓
散歩をしているだけでも感動出来る。
絵のアイデアの為にも
アンテナはいつも高くしておきたい。
② 感受性が強すぎるが故の弊害(デメリット)
先程はメリットの面を書きましたが、
デメリットは制御不能の感情爆発。
波に飲まれてしまい自我崩壊!
この部分が周囲の人に迷惑をかけ、
大多数の人に疎まれる原因でしょうな。
いい面が大きく働く分、
下がった時の振り幅も大きい。
1人ジェットコースター。
突如不機嫌になったり泣いたり笑ったり。
友人から指摘されるまで気付かず(笑)
30代にしてようやくメンヘラ認定を下し、
頑張って対処しながら生きている↓
感情的な作家の代表格で思い浮かぶのは
『ゴッホ』『太宰治』ですかね...。
作品は超有名でありながらも、
作者のおいたちを知ると、
同じ時代に生きていて
いくら有名であろうが
近寄りたくは無いな(笑)
周囲の人が振り回され過ぎて
可哀想になってくる。
この本、作家のヤバさを読みやすく
解説してありとても面白かったですよ!
人の振り見て我が振り直せの典型例。
私も気をつけたい。感情的ゆえに。
周囲の人を傷つけない為にも
社会から早くフェードアウトをしたい。
そう言う理由で必死にブログ更新しています。
③ 以上踏まえ総括!
組織内で働く、行動する以上は
感情的な人はやはり目につく。
周囲をイライラさせてしまう。
その状況で感情的になるのは迷惑だと
私でも分かる。
無料のEQテスト(心の知能指数)
と言うものを受けてみたのだが、
正直に答えると見事に点数が低かった。
低いと自己中心的だったり、協調性が低かったり
感情的な人とのことです。あちゃー
EQテストの点数が低い人は良くない。
と散々なブログ記事ばかりだが、
先程のゴッホや太宰治はEQテストを
やったら結果はどうだっただろう?
常識的で嫌なことにも対処出来、
人間関係が良好だったら
作品を作っていただろうか?
いい作品は心の葛藤から
生まれるのではないか?
自分の中で傑作が出来る時は
大体悩んでいる時です。
一概に感情的なのは悪と決めつけるのは
いかがなものかと絵描きは言いたい。
そんな人たちが生きやすい世の中に
ならないかなーと、
私は今日もブログを描く。
感情的な人がここに居るよ。
少数派が声を上げることで何かが
変わることを日々期待(笑)