人生しんどい!

富山県でイラストレーター兼作家をしています。社会でまともに生きて行けない現実を突きつけられた社会不適合者が、生きる為に必死で勉強して発信しています。少しでも人の役に立ちたいです。

MENU

【同人誌】本作ってる人はすごい!!!【コピー本】

富山県でイラストレーター兼作家をしています。

 

ブログの立ち上げ時

このような「本作ろうぜ!」的な記事を

書いたのですが↓

hayakawasetsuyaku.work

hayakawasetsuyaku.work

この記事は何年経ってもずっとアクセスがあり、

この記事をキッカケに私のことを

知ってくれた人もいるくらい

思い出深いブログ記事なのです。

 

私はアウトプット大好き人間なので

暇さえあれば何かを生成しているんですが、

イラスト講師業で絵の相談を乗る内に

本を作ることって、予想以上に

ハードルの高いことなのかもしれん...。

と言うことに気づきました。

本の出来なんで正直二の次。

ただもう形になっただけで素晴らしい!!

作った人をただ褒め称えたいのと、

こんだけ大変なのよ...ってことを

まとめて語りたいと思います。

読むのは超簡単!一瞬!制作時間永遠(笑)

① 誰からも頼まれていないけど作る(笑)

この気概がなければ作り上げるのは難しい。

 

商業作家は出版社や編集さんから

依頼されて作品を作る立場なので

仕事としてある程度のクオリティーのものを

仕上げなければいけない。

 

しかし同人作家は別に誰かからの依頼が

あった訳でも無い(笑)

ただ自分が作りたいから作るのである。

描きたいから勝手に描くのである。

クオリティー?そんなもん知らん!

↑昔から面白いことが大好きで

自分の楽しみは自分で作る!

その気概が今の自分の活動に

活かされている気がする。

待っていても面白いことはやってこない。

こんな本読みたいな...

もう作るしかないでしょ!?

 

しかし完成までが本当に長い道のり...。

② ある程度の計画性は必要。

ぼーっとしていても本は仕上がらない(笑)

 

・どのイベントで本を売るのか?

(実質締め切り)

・何ページの本?何部刷る?

・どこの印刷会社に頼む?

・ページの内容は?

・売れ残った時どうする?

などなど。

 

さらに細かいところになると

本の表紙の紙質は?遊び紙入れる?

データ入稿の様式どうする?

決めなきゃいけないことは膨大にある。

皆さんの話を聞いていると

初歩的なところで案外つまづいている...?

最近気づいたのですが、

私は何が分からないのか?

つまづいているのかを言語化、可視化

することが得意なのだと思う。

 

絵が上手いから本が出来るんじゃなくて、

自分の弱点を見つけて克服出来る人が

本を作れるのかもしれん。

予想以上に本を作ることはストレスフル!

めんどくさいことのオンパレード。

たかが薄い本一冊なのに

びっくりするくらい時間がかかります。

自分で本を作ったことない人は

このことを知らない...。

 

「私なんかが描いた本を誰が読みたいのだろう...」

この心持ちもとても危険ですね...。

需要なんてものは同人作家に

そもそも無いのです。

期待などされていない。

(大手作家や売上を上げるとなると話は別)

薄い本一冊の為にアイデアをまとめたメモ↑

内容は果てしなくどうでもいいものですが(笑)

ただ私が楽しいから作っている!

盛大なる自己満足。

③ 最初から完璧なものは作れない。

これ、分かってない人が多い。

最初から完璧に作ろうとしている人が

なんと多いことか.....。

hayakawasetsuyaku.work

 

私の最初に作った本、これです↓

この時はこれが私の中の限界値。

在庫を持つのが怖くて

10部から始まりました。

 

今はこんな感じ↓

昔から比べると部数も着実に増えて

業者発注も出来るレベルに達する。

何年もかけて今があります。

今はこれが限界。

作る度に少しづつパワーアップしてます。

 

最初から完璧を求めると一生完成しません。

これは断言出来る!

でも今の力を全部出し切ることは大事。

今の自分の力に言い訳しない。

本を作ると言い訳が出来なくなります(笑)

これが私の限界です!

と言いふらしているようなもんですから。

昔の絵を振り返って見ると

下手やな〜と思いますが、

一生懸命のレベルは一緒です。

自分なりの完璧に近づく為に

本を作るのかもしれない...。

まだまだ自分は上手くなる。

作る度に上手くなる。

絵は描かねば絶対に上手くならない。

先の未来ばかり見ない。

目の前の絵を仕上げること。

 

完成させたあなたはただ本当にすごい!

作品について何か言われたとしても

それは作ったことの無い人の批判です。

作ったことのある人は作った人の苦労を

誰よりも知っている...。

簡単に批判なんて出来ない。

 

最近イラスト講座の受講者さんに向けて

私のお節介で(笑)一から業者発注のやり方を

手取り足取り教えたのですが、

ついに初、業者発注冊子デビューを果たし、

出来た冊子を見て、自分の冊子が出来た時より

感動してしまった.......。

これはなんとも凄いことだ!!!大いなる進歩。

そんな人を今後増やしていこうと思っています。

是非冊子作ってみたい方で、

ハヤカワのやり方を知りたい方は

富山のまんが自習室へいらっしゃいませ〜♪

以上!

同人誌人口が増えますように...。

色々な人の色々な本を読みたい!

関連記事はこちら♪

hayakawasetsuyaku.work

hayakawasetsuyaku.work