富山県でイラストレーター兼作家をしています。
ハヤカワ...お前一体何者なんだよ。
女なの?男なの?そんな人へ向けて。
性別に関するネタは永遠と語れるので、
今回記録としてブログを書きます。
少しは謎が解けるかも?(笑)
関西に住んでいた頃は、
街中には奇抜なファッションの方が沢山居て
好きな格好しても別に浮かず。
一番激しかった20代前半(笑)
高校卒業と同時に美術短大時代は
髪の毛をいじり倒していた↓
結婚しないと若い頃から決めている人も
男女関係無くバリバリ仕事をしている人も
いる中で、そこまで自分の性別を
気にすることがありませんでした。
たまにウィッグ被って出かけたり(笑)
性別を楽しんでいた20代。
いざ富山にUターンして結婚をすると
「女性」と言う性別と対峙することになり、
その時から何だか自分の中で違和感が。
私は女性、だよな?
うーん。そうなんだけど
なんかちょっと違うんじゃないか。
おかしいのは自分か世間か?
って思うことが多々あって、
なかなか生き難いなぁ。って思ったので
少しでも同じような境遇の方に
響けばいいなと思います。
① 学生の頃からちょっとおかしかった(笑)
背が高かったこともあり
(172㎝ ほぼ男性の平均身長笑)
学生時代からスカートは制服、
催事事以外極力履かない。
万年ショートカット。 運動部で黒こげ。
潜在的にスカートに魅力を一切感じず、
ピンクや暖色系のものは避けていました。
似合わないだろう。って
思い込みはあると思う。
まぁ実際似合わない(笑)
普段はスポーティーな服を着ていました。
これがまた似合う(笑)
ここまではよくある、クラスに1人いるか
居ないかの少し男っぽい女の子。
(キャラ立ちしてんなー笑)
一応まだ女性として生きていました。
しかし全くモテない私は
友人たちの年々盛り上がる恋バナには
入って行けませんでした。
年々自分が浮いている感じはしました。
「サオリはこういう話に興味無いもんね」
いや興味はあるけどそんな話が
全く無いんだよ(笑)
なんで私はみんなと違うのだろう....。
外見がハンデでしか無かった学生時代。
② 人生が狂ったコスプレと言う趣味(笑)
周囲はだんだん色気づき彼氏ができる中、
全く変化が無い私は(そりゃな爆笑)
青春時代の歪んだ勢いがおかしな方向へ傾く。
パソコンオタク、コスプレに出会う。
人生が歪んだ瞬間だった(笑)
ビジュアル系のコスプレに沼のようにハマる。
全盛期、金、赤、髪染めまくる!眉毛も無い。
破壊的な10、20代前半を送る。
(根は真面目なので休まず学校へは行く。)
コスプレの記事についてはこちら↓
高身長と凹凸の無い身体、
化粧映えする地味顔が
今までこのコンプレックスの塊が
その世界とはうまくフィットして、
生まれて初めて外見を褒められる
経験をしてしまった...。
今まで全くモテなかった、何にも無かった
自分の世界が一変する。
あまりにも居心地が良く、
そこからズブズブ10年経過(笑)
小話ですが、
裏の掲示板で私は勝手に偶像化され
次々と女の子と付き合う、とんだ浮気性女。
と言う話題が勝手に盛り上がっていた。
これ書いたヤツ誰(笑)
夜勤明けトイレでそれをうっかり読んでしまいたまげる。
男装ってとても需要あるんだなと(笑)
手作りのお弁当も貰ったことある。
この頃謎のカリスマ性があった(笑)
③ 類は友を呼ぶ(笑)
コスプレやオタク界隈の不思議な空間は、
私みたいな子が比較的に多い。
仲良くなる子や、この子好きだな!
仲良くなりたいな〜!
って思うのは大体性別が曖昧な子が多い。
一緒に居てとても楽なのはある。
類は友を呼ぶって本当。
女性っぽい男性。男性っぽい女性。
色々な人がいてとても面白い。
一風変わった子がタイプです(笑)
なので、大人の暗黙のルール、
結婚後男友達を作らない遊ばない。
え〜!!仲の良い友人が男性だが〜!!
(だが彼、心は幼女笑)
誤解されない為に普段からメンズ服を
着ています。自衛も兼ねて。
④「嫁」と言うポジションの謎。
異性愛者なので(多分)
結婚はスルスル〜と決まりました。
そこは特に問題がないのですが、
『○○さんの奥さん、お嫁さん』
と呼ばれることが、心底嫌。
苗字も変わり、奥さん、嫁さん。
と言う言葉に、性別までも押し込められ、
私と言う存在が消えてしまったようで、
なんだか納得いかない自分がいる。。
作家名に固執するのはそんな出来事も
関係しています。
作家名を外部に出しまくって、
奥さん嫁さんと言う肩書よりも、
自分自身を認めて欲しい。
⑤ 憧れの対象が男性。
私は少年をテーマに絵を描き続けています。
自分の思った事を、少年を通して
絵を描いています。心象画。
自分の気持ちを最も結びつけやすい
モチーフの一つなのかもしれない。
今まで二次元、ビジュアル系、KPOP
色々ハマってきましたが、
なりたい理想像は全員男性。
女優さんアイドルに興味が沸かない。
推しと付き合いたいじゃなくて、
推しと一緒なヘアスタイルにしよう。
服も真似てみよう。
この人のように格好良くなりたい!
でも、別に男性になりたい訳じゃない。
心は女性です。複雑過ぎる!
自分自身もパニック。
⑥『中性』『ジェンダーレス』と言う単語。
自分を当てはめる言葉として、
しっくりくるのは
『ジェンダーレス女子』
『中性』
だと思います(笑)
検索してみてくださいませ。
女性らしい服を着ている自分に
潜在的に嫌悪感があります。
ゾワゾワする。年々悪化の一途(笑)
しかし可愛い女性らしい服を着ている人を
見るのは大好き!!
ロリータの友人を見て、
いいなぁ可愛いなぁ〜♪と思いますが
自分が着るのは別!
別に男性として生きたい訳ではないが、
女性らしくも生きれない。
と言う曖昧感。それでもいいじゃない。
今の時代本当に生きやすい(笑)
凄い時代になりましたね。
母親的に女として育てていないとのこと。
この姿に納得でしかないそうな(爆笑)
寛大!さすが絵描きの親!
女性性で生きていた学生時代は、
なんで自分はこんな背が高いのだろう。
165㎝くらいで止まって欲しかったし、
顔も可愛く無いし、髪の毛も天パ。
ストレートでサラサラ髪が死ぬ程
羨ましくてもがいていました(笑)
ずっとお金のかかる縮毛強制を
小学校からずっとかけ続けていました。
モテる要素を何一つ持っていない
自分自身はこの世の終わりだと思って
地獄でした(爆笑)
小さな世界で生きていた本当。
そのコンプレックス全てが
『中性』になると、
とたんに輝きだす原石になる。
パーマをかけなくてもベリーショートだと
勝手にゆるふわパーマ。
背は高く胸もなく、身体に凹凸が無いので
メンズの服がピッタリフィット!
(普段は旦那のおさがりを着ています)
コスプレで学んだ時と同じ、
『無いものを欲しがらない。』
『元々あるものを活かす。』
自分を肯定出来る。
10年ぶりにコスプレも復活しました↓
最近の悩みとして、
女子トイレに入りづらくなりました;
通報まではいかないですが、
二度見されたり声かけられます。
あと銭湯勇気がいる。お騒がせいたします。
このような運命で生まれてきたからには
思う存分楽しんで生きたい。
そんな人がいたっていいじゃ無いか!
と言うわけで最近男装で働き始めました。
実はずっと前から、男装で働くのは
夢の一つだったのです。
自分ことを好きだと思える格好で
仕事をしたかった。
富山に帰ってきてこの夢が叶うとは
数年前の私は絶対に思わなかっただろう。
今信じられない気持ちでこのブログを
書いている...。
親戚の子供には不思議がられています。
「サオリは男?」
確かに謎よな。聞きたい気持ちは分かる。
私もどっちか教えて欲しい(笑)
でもこう言う人もいるんだと小さい頃から
見ていれば、偏見もなくなるのではと。
男装女子増えろ〜〜(大好き)
関連記事はこちら♪