富山県でイラストレーター兼作家をしています。
この度、人生初めて審査員と言う
大役を体験して参りました。
一応地元で絵を生業にしているので
今回任されることに。
(自分がこのポジションに行くとは...笑)
なかなか無い体験だと思うので、
体験記として記事にまとめます。
① くめ黒板アートコンテストとは?
2022年8月21日、第一回開催。
場所は富山県氷見市久目の
久目地区交流館(元久目小学校)
出場者は県内外の学生から社会人。
(今回は地元の学校の参加者が多め)
数日間の制作日が与えられ、
21日までに完成させ審査と言う流れ。
主催は『久目地区地域づくり協議会』
地域の人が春から地道に動いていて、
この夏ようやく開催に至る。
当日は黒板アートコンテストの他にも
フリーマーケットが13組出店。
その日限定特別メニューの
食べ物屋が出店していたり、
夕方からは個人宅のギャラリーを巡る
『くめアートツアー』があったり、
一日ががりのイベントが組まれる。
お客さんを飽きさせない努力が垣間見える。
こんな面白いイベントが
氷見市にあるんだよ。
このことをここに記録しておく。
② 審査員をしてみて...
一応30代半ばではあるものの
人を評価する立場に立っていいのか?
そんなに大それた経歴もあるわけでも無し。
引き受けたはいいものの内心ギリギリまで
葛藤していました...。
私でいいのだろうか?
しかし頂いたチャンスは絶対に逃したくない!
当日はもう勢いで行くしかない。
悩んでいても何も始まらない。
「とにかく褒めに徹する。」
をモットーに当日審査に挑みました。
講評、とても難しいです。
即興芸に近いものがある。
突然マイクを振られることも多々あるので
ある程度話すことに慣れていないと
厳しいものがあります...。
こう言う時に似顔絵屋をやっていて
良かったと思いました。
語彙のバリエーションも脳内に
ストックしておく必要がある。
(だんだんと無意識に同じことばかり
言ってしまう....;)
慣れすぎてもなんだか響かない
当たり障りのないことばかり言いそうだし
絶妙なバランスが必要なポジションだなー
と思いました。
これは本当にやってみないとわからない。
確かに緊張しましたが、
人前で喋ることはある程度慣れているので
そこに関しては成長したな〜
年とったな〜って思いました。
知らぬ間にポジションが変化するのかなと。
③ 以上踏まえ総括!
富山県のチョークアート作家さん
小林さんの作品↑凄いさすがです!
(一緒に審査員をしました)
イベントを無事終えて、
このようなイベントすごく大事。
学生さんにとっては
何がきっかけで将来につながるか
分からないので、色々なことを吸収して
今後の生き方に活かして欲しい。
どうしても自分の学生時代と比べてしまう(笑)
昔はこのようなイラスト系のイベント
無かったし、絵を描いている人も
身近にいなかったので、ずっとネットで
作品を作ってはHPで掲載して交流していた。
(今のSNSみたいな感じ。)
ネット内で定期的にイベントみたいなことを
開いていたので、その頃の延長線上に
今がありイベントに関する仕事?
をしていますが、今はもっと簡単に
好きな仕事にアクセスできる時代なのでは?
確かに大変な時代ではあるけれど
ネットを開けば色々な生き方をしている人
参考になる情報が溢れんばかりに
落ちているので、そう考えたら
いい時代なんじゃないかと思う。
私も惜しみなくイラスト系や
生きやすくなる系の情報を
出していきたいと思う。
今後イラスト講師を生業の一つに
していくので、今回のイベントは
今後の活動の身になる出来事でした。
自分が評価された時の頃を忘れない、
小慣れないように、ポジションが
緩やかに変われど挑戦者の心持ちで
いたい。そう思えるイベントでした。
(ほぼ主観笑)
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